月と青線
舞い降りた桜色


世界に春を告げた、桜色。
そして舞い降りた、桜色。

もうしばらくすると、世界に溶けこんでゆくでしょう。
この色そのものは見えなくなってしまうけれど、
確かに今年も、世界の色に桜色がまざるはずです。
*****
冬の間気がつかなかったのに、春になると桜の木があちらこちらにあるのに気がつきます。公園などはもちろんですが、電車に乗っていて、通り過ぎる遠くの山や団地の間の細い道などにも桜色を見つけて、ああ、あそこにも桜の木があるんだな、と気づいたりします。普段全く知らなかったのに、山の斜面が1箇所だけ桜色になっていたりするのを見つけると、なんだかうれしくなります。

ある時期だけ。
とても短い期間だけ。

とても目をひく色だし、その量もすごいし、大勢の人に見つめらたり騒がれたり、その下で宴会なども催されるのに、気がつくと、跡形もなくこの桜色は消えてしまっています。
それが毎年ふしぎです。

今年も桜色はそろそろおしまいですね。
| 写真絵本の種 | comments(0) | trackbacks(0) | 2007.04.18 Wednesday
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